「テロメア(telomere)」は、
ギリシャ語の「telos(末端)」と「meros(部分)」から作られた言葉です。
繰り返し配列を持つDNAのかたまりで、
染色体(直線状)の末端に存在しています。
この「テロメア」には、DNAの分解や修復から染色体を保護し、
染色体の安定性を保つ働きがあります。
この「テロメア」の長さを伸ばして老化を遅らせることで、寿命が伸びます。
予防医学研究所のディーン・オーニッシュ所長は、
以下の生活習慣プログラムを5年にわたって継続したところ、
実践者の「テロメア」は10%伸びました。
そのプログラムとは、
・瞑想
・有酸素運動で、1日30分のウォーキングを週に6日間
・野菜中心の食事で、野菜や豆類などを中心
・週に1度のカウンセリングで、グループメンバーと対話を重ね、
家族や地域の人間関係の大切さを再確認
大切だとわかっていることばかりですが、
細胞のレベルでも証明されていますので、
毎日の生活にぜひ取り入れてみて下さい。